たつの市・揖保郡医師会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
このたび、古橋淳夫前会長よりたつの市・揖保郡医師会会長を引き継ぐこととなりました佐野でございます。
この地域は、揖保川沿いに栄えた脇坂藩の城下町であり、市の中心地には白壁の土蔵が残る古い町並みが残っており、情緒ある風情より播磨の小京都と呼ばれています。たつの市は、平成17年10月の平成大合併で龍野市と揖保郡3町を合併して誕生し、その大合併の翌18年4月に「龍野市医師会」と「揖保郡医師会」が合併し、新しく「たつの市・揖保郡医師会」が発足、医道の高揚、医学及び医術の発展並びに公衆衛生の向上を図り、もって社会福祉の増進に寄与することを目的として設立されました。
たつの市・揖保郡医師会は、開業医・病院勤務医を合わせて112名の医師会員全員の協力のもと、各種健診(乳幼児健診、特定健診、個別がん検診等)や予防接種、学校医や産業医としての活動、検死業務、健康大学や市町民健康講座の主催、休日夜間急病センターへの出務、介護認定審査会や障害支援区分認定審査会への出務等々地域の皆さまの暮らしを支え、保健衛生の向上のために様々な活動も行っています。
私は会長として「多職種連携」と「和を以て貴しと為す」を医師会運営の基本方針とし、市町民のため並びに会員のために、時代に適応した医師会づくりを目指します。市町民の健康と安全を守るために、住み慣れた地域で自分らしい生活をしながら、地域全体で治し支える医療と介護との顔の見えるネットワークづくり、行政や介護施設等との多職種連携を推進していきます。また、会員相互のコミュニケーションを促進し、連携を図ることで、地域の社会資源を最大限活用しながら、「たつの市、太子町を終の棲家にしたい」と思ってもらえるよう地域づくりに寄与して参りたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和6年6月吉日
一般社団法人たつの市・揖保郡医師会
会長 佐野 一成